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PIAFS

技術資料概要(放送分野)

 技術資料の概要及び改定の概要

資料番号

ARIB TR-B9

技術資料名 1125/60方式HDTVスタジオ規格における測色パラメータ運用ガイドライン
策定年月日 1998年7月21日
概要
 「1125/60方式高精細度テレビジョン方式スタジオ規格 標準規格(BTA S-001B)」では、BSデジタル時代の番組制作に備え、有効ライン数1080システムを追加し、ここでは測色パラメータ(カラリメトリ)としてITU-R BT.709-3 Part2カラリメトリ(以下“709”)を適用した。

しかし、有効ライン数1035システムに基づくスタジオ機器では測色パラメータとしてSMPTE 240Mカラリメトリ(以下“240M”)が、また525方式スタジオ機器(525p、525i)ではITU-R BT.601カラリメトリ(以下“601”)が引き続き適用される。

 一方、放送に関しては、MUSEは709が引き続き適用され、BSデジタル放送では3種類の映像入力信号(1125i、525p、525i)の測色パラメータとして“709”が、アナログ地上波放送(525i)、CSデジタル放送(525p、525i)は“601”が引き続き適用される。

 従って、測色パラメータとしてスタジオ機器では1125系/525系合わせて“709”、“204M”、“601”の3種類が、放送では“709”、“601”の2種類が混在使用される。

  本技術資料は、これら測色パラメータ混在時の番組制作を混乱無く進めるため「1125/60方式HDTVスタジオ規格における測色パラメータ運用ガイドライン」を定め、関係者に周知徹底することを目的に策定したもので、規格に基づいた機器又はシステムを導入する際に、不具合なく機器やシステムを接続し運用するために必要な留意事項をまとめている。

 高精細度テレビジョン機器の内、番組制作用として使用される信号発生器、カメラ、モニタ、方式変換器等とその運用に適用するものである。

キーワード(用語と略語)
測色パラメータ(カラリメトリ)  色再現に関する規定の総称であり、基準原色(3原色及び基準白色)と信号処理(ガンマ特性、輝度方程式など)の2つに大別できる
伝送マトリックス  伝送方式はR、G、B信号伝送と輝度(Y)信号、2つの色差(PB、PR)信号の伝送の2方式がある。R、G、B信号伝送はカメラ出力のR、G、B信号を伝送するものである。Y、PB、PR信号伝送は3原色色度及び基準白色が与えられ、R、G、B信号信号からマトリックス変換により求められたY、PB、PRを伝送するものである。
“709”システムでは、Y=0.7152G+0.0722B+0.2126R
PB=(B-Y)/1.8556
PR=(R-Y)/1.5748
で与えられる。上記変換式を伝送マトリックスと呼んでいる。
リニアマトリックス  カメラの撮像特性は、規定された3原色により、等エネルギースペクトル色を等色する3刺激値曲線で与えられる。このとき、3原色色度がスペクトル色軌跡よりも内側にあるため、負の光成分を必要とする。実際のカメラでは負の光の再現ができないため、リニアな領域でマトリックス回路を挿入し、近似的に理想撮像特性に近づける方式である。
モニタガンマ
 現在使用されているモニタ(テレビ受像機)では、CRTディスプレイが主流であり、その信号電圧と光出力の関係はガンマ特性と呼ばれ、約2.2乗に比例している。
CRT色度点  “709”、“240M”、ITU 470-4B,G(以下“EBU”)、ITU 470-4M(以下“NTSC”)などの規格に定められた3原色は、受像ディスプレイにおける3原色色度として与えられる。現在のテレビ受像機では、CRTディスプレイが主流であり、その蛍光体の3原色色度をCRT色度点という。“NTSC”では色度図上において、3原色を結んだ3角形は広くとられているが、蛍光体の実現が難しいため、“709”、“240M”、“EBU”では、実現可能な値に3原色色度を決めた経緯がある。


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