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IMT-2000
PIAFS

技術資料概要(放送分野)

 技術資料の概要及び改定の概要

資料番号

ARIB TR-B16

技術資料名 映像シリアルデジタルインタフェースにおけるストレス試験法
策定年月日 2000年 7月25日
概要
 本技術資料は、放送スタジオ内で使用されるビットシリアルデジタルインタフェース規格(SMPTE259MもしくはBTS6431 (10B1C))に準拠したデジタル映像機器を用いて接続されたシステムに加わる各種ストレスを定義するとともに、システムの対ストレス余裕度、あるいは信頼度の検証のための測定法を規定することを目的としています。

  ストレス試験法は、現在良好に動作している映像機器、またはシステムに一定のストレスを与えて、誤りが発生するかどうかをチェックする試験法であり、試験対象となるシステムが、多少の劣化に対して障害を起こす限度に近い動作をしているのか、なお安定に動作する余裕があるのかを知ることができるため、システムチェックを必要とする運用現場にとって有用な試験法です。

  これまでデジタルインタフェース測定法関連では「映像シリアルデジタルインタフェース測定法(ARIB TR-B7 1.0版 1997年11月策定)」を制定し、SDTVシリアルデジタルインタフェースにおける映像信号の測定方法を検討してきており、本技術資料はさらにストレス試験法へと拡張するための実験と検討を重ねたものです。

  なお、HDTVシリアルデジタルインタフェース(以下HD-SDI)規格に準拠したデジタル映像機器を組み合わせて接続されたシステムに加わる各種ストレスの定義及びHD-SDIシステムの対ストレス余裕度、あるいは信頼度の検証のための測定法については、「HDTVシリアルデジタルインタフェースにおけるストレス試験法 技術資料(ARIB TR-B24 1.0版 2002年7月25日策定)を参照ください。


1 適用範囲(1.0版)

    同軸ケーブルにより伝送される、SMPTE259Mに準拠したコンポーネントデジタル映像信号(270Mbps)を入出力信号とする映像機器を接続したシステム


2 構成と概要

    この技術資料は、「ストレス試験法」を規定した本文と、本文に規定された試験法に対する「解説」という構成となっており、 (1)ケーブル延長ストレス試験、(2)レベル変化ストレス試験、(3)ノイズ付加ストレス試験を対象として規定しております。

   目次(本文)
   1. 目的
   2. 適用範囲
   3. 参照規格
   4. 対象とする試験、測定項目
   5. ストレス試験法における共通規定
   6. ケーブル延長ストレス試験法
   7. レベル変化ストレス試験法
   8. ノイズ付加ストレス試験法
   解説
   1. はじめに
   2. 誤りの発生とその原因
   3. 誤り率(Bit Error Rate)測定
   4. パソロジカル信号(正式名:チェックフィールド信号)
   5. ケーブル付加ストレス
   6. レベル変化ストレス
   7. ノイズ重畳ストレス
   8. ジッタ耐性測定

キーワード(用語と略語)
ケーブル延長ストレス  接続ケーブル長の延長をストレスとして、これによる信号減衰が誤り率へ与える影響を試験するもの。与えるストレスは、270Mbpsコンポーネントデジタル信号では5C-2V相当同軸ケーブル40m、あるいはケーブルシミュレータ。
レベル変化ストレス  DUTに対する送信部の位置で、信号レベルを10%変化させることでストレスをかけるもの。
 TSGで変化させるときは±10%、ATTで変化させるときは−10%。
ノイズ付加ストレス  259Mなどシリアルデジタル規格で規定された、ノイズ耐性があるかどうかを試験するもの。与えるストレスは、DUTの入力に数m程度のケーブルで接続したTSGから、規定の周波数と振幅を有する正弦波を本線信号に付加。測定は、ストレスにより誤りデータが増加するかどうかを測定。
SMPTE259M 10-Bit 4:2:2 Component and 4fsc Composite Digital Signals - Serial Digital Interface
 (ビットシリアルデジタルインタフェース(SDI)規格)
BTS6431 (10B1C) Broadcast Technical Standard(放送技術規格/日本放送協会)
 並列処理型10B1C方式によるシリアルデジタルビデオインターフェース
注)但し、2001年に廃止。


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