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技術資料概要(放送分野)

 技術資料の概要及び改定の概要

資料番号 ARIB TR-B17
技術資料名 映像アスペクト識別信号
策定年月日 2000年 6月20日
概要
 本技術資料は、アスペクト比の異なる映像信号の番組素材交換を混乱なく行うために、映像アスペクト識別信号を付加し運用性の向上をはかる技術についてまとめたものである。


1 適用範囲
    ここで取り扱う識別信号は、アナログコンポジット信号(525/59.94/2:1)に限定し、4:3素材/16:9(スクイーズ)素材の信号の識別に適用する。


2 構成と概要
  本技術資料は以下の7つの章から構成される。
   1 目的
   2 適用範囲
   3 用語の説明
   4 映像アスペクト識別信号
   5 解説
   6 審議経過
   7 参考資料

  識別信号は垂直ブランキング期間の16Hと279Hに記録されるフラッグであり、4:3の場合はレベル0、16:9の場合はレベル1とし、既存の映像機器における改造を最小限に止める方式とする。
  解説では現状の各局におけるスタジオ内垂直ブランキング期間の使用についての調査結果から、アスペクト識別信号の挿入位置、レベルなどの解説を行っている。
  審議経過では、EDTV-U用の既存の映像アスペクト識別信号を利用できないかを検討した結果挿入位置などの問題から本規格の識別信号とした経過が示される。また、FPUやSNGなどの素材伝送についても検討した経過が示されている。
  参考資料として、実証実験を行った結果としての各種データ、及び既存の映像機器の改造行う場合の変更規模調査結果が示されている。

キーワード(用語と略語)
スクイーズ信号  525ライン、アスペクト比4:3の通常のNTSC信号上に525ライン、アスペクト比16:9の映像を載せた信号。16:9の画像を4:3の信号形式を経て、再度16:9に変換した際の垂直解像度を確保するための信号形式であり、その映像は16:9画像を横は横行に圧縮(スクイーズ)したものとなる。
レターボックス信号  通常(アスペクト比4:3)の画面上で、画面上下に映像のない部分(一般的には黒味)があり、異なるアスペクト比の映像全体が表示されるように構成した信号。
デジタルSNG Digital Satellite News Gatheringの略。
  通信衛星を使ったニュース素材等のデジタル無線伝送システムのこと。一般的には圧縮伸張(MPEGなど)を伴う。識別信号等を多重する場合には、信号の通過範囲や劣化を考慮する必要がある。
デジタルFPU Digital Field Pick-up Unitの略。
  地上マイクロ波帯を用いたデジタル無線中継電送装置のこと。デジタルSNGと同様、圧縮に伴う原信号の複合語の変化に、注意する必要がある。


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