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本技術資料(ARIB TR-B27 1.0版)は、サーバー型放送を運用するための技術要件をまとめたものです。
サーバー型放送とは、情報通信審議会 サーバー型放送システム委員会が2002年に報告した「大容量蓄積機能を活用するデジタル放送方式に関する技術的条件」に基づいて検討されてきたもので、デジタル放送の受信機能、ハードディスク等の蓄積機能、ブロードバンドなどの通信機能を装備したサーバー型放送受信機に対し、メタデータやアクセス制御機能を用いて、あらたな視聴形態を提供するサービスです。ここでは、ストリーム型コンテンツ(TYPE1コンテンツ)、ファイル型コンテンツ(TYPE2コンテンツ)などが定義され、アクセス制御を実現するCAS-Pの下、受信機に蓄えられたコンテンツや通信経由で取得したコンテンツを視聴する環境を提供します。
情報通信審議会での報告に基づいて策定されたARIB STD-B38「サーバー型放送における符号化、伝送及び蓄積制御方式」には、このようなサーバー型放送の環境を構築するために必要となるメタデータの規格と、サーバー型放送の基本概念が解説としてまとめられています。それをベースとして、このような環境に放送から各種コンテンツや制御データを提供する方法、また、放送だけもしくは放送から始めて通信の機能を活かしコンテンツを多様な形態で利用するための技術要件について、放送/通信事業者の運用や送出信号型式及びサーバー型受信機の形態を想定してまとめられたものが本技術資料です。
なお、本技術資料に記述された技術要件は、サーバー型放送の様々な要求条件に基づき、それらを実現するために検討されたものです。このため、サーバー型放送の送出や受信機の製作において全ての機能の実装を必須とするものではありません。
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1 適用範囲
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サーバー型放送の運用においては、地上デジタルテレビジョン放送及びBS/広帯域CSデジタル放送への適用が想定されています。
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2 構成と概要
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本技術資料は、三分冊構成となっています。
第一分冊 「第零編 サーバー型放送の基本概念と共通事項」
「第二編 サーバー型放送受信機機能」
「第三編 サーバー型放送データ放送運用方法」
「第四編 サーバー型放送PSI/SI運用方法」
第二分冊 「第五編 サーバー型放送アクセス制御方式運用
方法及び受信機機能」
第三分冊 「第六編 サーバー型放送通信運用方法」
「第七編 サーバー型放送送出運用方法」
「第八編 サーバー型放送コンテンツ保護方法」
「第十編 サーバー型放送メタデータ運用方法」
を収録しています。
上記各編の番号は、ARIB技術資料「TR-B14 地上デジタルテレビジョン放送運用規定」及び「TR-B15 BS/広帯域CSデジタル放送運用規定」の各編と関連がある番号を割り当てています。このため、サーバー型放送のために新たな対応が必要ない第一編と第九編については欠番の扱いとしました。
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(第一分冊)
第零編 サーバー型放送の基本概念と共通事項
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以降に続く各編に先立ち、サーバー型放送の基本概念や共通事項を明らかとすることを目的とする。なお、解説A、解説Bには、サーバー型放送の技術基準を策定する前提となった権利保護の議論と要求条件の議論について記述。
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第一編 欠番
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第二編 サーバー型放送受信機機能
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受信機の機能についてまとめられている。放送で受信したサーバー型放送のコンテンツを受信機内でどのように扱うか、必要となるユーザインタフェースは何かなどについて記述。
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第三編 サーバー型放送データ放送運用方法
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主にサーバー型放送で用いるマルチメディア符号化に関して述べられている。ここではサーバー型放送に必要なBML関数の定義やその使用方法について記述。
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第四編 サーバー型放送PSI/SI運用方法
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サーバー型放送で利用するPSI/SIの運用方法について記述。記述子も新たに追加。
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(第二分冊)
第五編 サーバー型放送アクセス制御方式運用方法及び
受信機機能
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CAS-Pで規定された環境で、サーバー型放送に必要な技術要件を記述。ここで想定されるCAS-Pは、本技術資料にある運用を全て実現するために必要となる機能を有している。 なお、CAS-Pの運用については言及していない。
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(第三分冊)
第六編 サーバー型放送通信運用方法
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ブロードバンド通信環境からのコンテンツやライセンスの取得の運用方法について記述。
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第七編 サーバー型放送送出運用方法
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サーバー型放送で利用するコンテンツの型式、送出方法について記述。
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第八編 サーバー型放送におけるコンテンツ保護方法
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サーバー型放送のコンテンツは受信機内に蓄積されている際には暗号化されているが、これが受信機内で復号(非暗号化)された後のコンテンツ保護の考え方について記述。
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第九編 欠番
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第十編 サーバー型放送メタデータ運用方法
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ARIB STD-B38で規定されているメタデータから、実際に運用するメタデータの種類、型式及びその利用方法について記述。
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