近年、IPネットワークを用いて放送素材や情報カメラなどの映像をリアルタイムに伝送することが増えている。IPネットワークにはパケットロスやパケットジッタ等の特有の問題があり、映像品質を確保するためには、IP映像伝送の特徴を理解した上で適切な対策をとる必要がある。
本技術資料は、IP映像伝送の用途や目的に応じた最適なシステム構築を目的として、ベストエフォート型IPネットワークサービスを利用したリアルタイム映像伝送システム特有の問題とその対策について解説し、その対策を有効活用する方法について記載したものである。 |
1 適用範囲 |
本技術資料は、制作・取材用リアルタイムIP映像伝送における品質確保に適用する。
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2 構成と概要 |
本技術資料は、7つの章から構成される。それぞれの概要は以下のとおりである。
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第1章 一般事項 |
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本技術資料は、制作・取材においてIPネットワークを用いてリアルタイムに映像伝送を行う際の品質確保のためのガイドラインを示すものである。 |
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第2章 IP映像伝送 |
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放送事業者が制作や取材のために利用する種々のIP映像伝送のうち、本ガイドラインが想定するIP映像伝送は、ベストエフォート型IPネットワークサービスを利用したリアルタイムの映像伝送である。 |
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第3章 IP映像伝送における映像伝送品質 |
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IP映像伝送における映像伝送品質を特徴付ける遅延、アベイラビリティ(可用性)、画質(符号化)の三つの要素について、各要素の要因を説明する。 |
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第4章 IP映像伝送におけるネットワーク品質 |
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IPネットワークの品質に関し、遅延、パケットジッタや遅延変動、パケットロスについて説明する。パケットロス対策技術として、前方誤り訂正(FEC)と自動再送要求(ARQ)を解説する。また、IPネットワークの試験について説明する。 |
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第5章 IP伝送品質劣化対策と映像伝送品質確保 |
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IP伝送品質劣化対策の効果とデメリットを整理し、映像伝送品質を確保するために劣化対策をどのように実運用に適用すべきか、IP映像伝送システムのパラメータの決定方法を示す。また、IP映像伝送機器を選定するための評価方法を示す。 |
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第6章 IP映像伝送システム構築事例 |
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ネットワーク環境(パケットロス、ジッタ、遅延)やコーデック処理遅延などの条件を想定し、第5章で説明したIP映像伝送システム(エンコーダー/デコーダー)のパラメータと、その場合の遅延量や伝送レートについて、具体的な数値を例示する。 |
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第7章 まとめ |
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相互接続性が今後の検討課題である。 |