講演会等案内

公開(無料)

周波数資源開発シンポジウム2015



受付終了
日時:2015年07月10日(金) 13時00分〜 17時25分
受付開始日:2015年06月05日
場所:明治記念館
定員:250人
費用:無料
概要:

一般社団法人電波産業会(ARIB)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)との
共催により「周波数資源開発シンポジウム2015 −ロボットに必要な電波利用システム−」
を開催します。
ロボットは、今後様々な分野での活用が期待されています。例えば、農業分野等では、
肥料や農作物の積み下ろし作業といった重労働の補助や、周囲の環境を自動認識し、
他の農業機械と連動して自律走行や遠隔制御される高度な農業用ロボットの登場が
期待され、また、建設分野では、無人化施工システムや老朽化するインフラの維持管理、
さらに、災害の現場では、災害調査や災害復旧・救助でのロボットの活用が期待されて
います。さらに、セキュリティ分野は確実な巡回監視や過酷な環境での警備が可能な
ロボット警備の時代に移行しようとしています。
このような様々な種類のロボットでは、遠隔監視や制御さらに画像伝送等に電波利用が
必須であり、さらに、環境インフラと連動し、環境配慮型インターフェースとして機能する
ネットワークロボットの実現も想定されています。
昨年11月、ARIB内に設立された「ロボット用電波利用システム調査研究会」では、災害
や産業用ロボットの利用の現状と動向を踏まえ、無線通信ニーズを把握し、必要となる
電波利用システムの技術的条件や他システムとの周波数共用の可能性などを検討し、
様々な分野におけるロボットの円滑な導入を支援するための方策をまとめる予定です。
本シンポジウムでは、ロボットに必要な電波利用システムの技術について、産学官の
専門家による講演を行います。研究者や専門家のみならず、多くの方の参加を心から
お待ち申し上げております。


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