標準規格等一覧

標準規格概要(STD-T56)

1.標準規格の概要

標準規格番号 ARIB STD-T56
標準規格名 携帯型無線端末の比吸収率測定法及び電力密度測定法
標準規格概要

携帯電話等の携帯型無線端末について局所吸収指針に対する適合性を評価するための標準測定法を規定したものである。

6GHz以下の周波数では比吸収率(SAR)に対して、また6GHzを超える周波数では入射電力密度に対しての測定法、評価方法、複数帯域同時送信時における総合照射比等の算出方法を定めている。


2.改定の概要

版数 策定又は改定日 改定の概要
4.0版 2019.12.05

人体の近くで6GHzを超える周波数を使用する無線設備について電力密度の標準測定法を第2編として新たに追加し、電力密度の測定方法、評価方法、複数帯域同時送信時における総合照射比の算出方法等を規定する。

今回は、対象とする周波数及び測定法がともに新たに追加され、規格名称も変更になることから、4.0版として改定する。

3.3版 2015.12.03  総務省令(無線設備規則第14条の2第2項)が改正されたことに伴い、人体側頭部に近接して使用する無線機器の測定法について、対象周波数帯の拡張、複数帯域同時送信時のSAR測定法を規定する等の改定を行うものである。
3.2版 2014.03.18  総務省令が改正されたことに伴い、人体側頭部を除く人体に近接して使用する無線機器の測定法について改定を行うものである。
3.1版 2012.12.18   情報通信審議会が諮問第118号『「携帯電話端末等に対する比吸収率の測定法」のうち「人体側頭部を除く人体に近接して使用する無線機器等に対する比吸収率の測定方法」』を2011年10月に答申しており、同答申との整合性の確保や最新の無線技術動向などを踏まえて記述の適正化等のために改定を行うものである。
3.0版 2011.07.07  本改定では、局所吸収指針(SAR )を実際に測定する際の技術要件の詳細及び技術解説等を世界の標準化機関の最新規格との整合性を考慮しつつ、現行の『ARIB STD-T56 2.0 版』を見直した。
 具体的には、情報通信審議会答申を踏まえ、人体に対して20 cm 以内の近傍に存在する無線機器を対象とすることを明示し、対象周波数帯の上限を3GHz から6GHz(但し、人体側頭部の側で使用する携帯電話端末等については3GHz)に拡大するとともに、改定を行なった。
2.0版 2002.01.24  総務省告示第628号(2001年10月10日)の公布に伴い、測定の際の技術要件の詳細及び正確な測定に必要な条件等を明確化するとともに、世界の各標準機関(IEEE、CENELEC、IEC)の規格との整合を図った。
1.0版 1998.01.27  策定

3.一部閲覧(最新版)

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