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ARIBニュース

ARIBニュース759号(2010.10.26



ARIBからのお知らせ

第77回電波利用懇話会開催のお知らせ
「準天頂衛星を用いた新しい測位ビジネスの可能性」

 本年9月に、JAXA(宇宙航空研究開発機構)により、準天頂衛星「みちびき」が打ち上げられ、現在、その初期機能確認が実施されています。
 カーナビやGPS機能を搭載した携帯電話の普及により、衛星を用いた測位サービスは、日常生活に不可欠なものとなっていますが、日本、の都市部は高い建物が多く、GPS衛星の可視条件が悪く、測位精度の劣化があり、この解消に役立つことが期待されているのが準天頂衛星です。
 また、準天頂衛星に搭載された測位情報により、GPS衛星のみに比べて正確な測位情報を提供することが可能となることから、測量・地図、輸送、交通、農林・漁業、建設、防犯等にいたるまで、幅広い分野においての新たな利用の可能性が期待されています。
 このため、当会では、下記により第77回電波利用懇話会を開催し、JAXA宇宙利用ミッション本部衛星利用推進センターの小暮 聡 主任開発員をお招きし、「みちびき」を利用して計画されている高精度な測位サービスの実験計画や、今後の測位ビジネスの新たな展開の可能性についてご講演いただくことといたしました。
 会員の皆様には、ぜひご参加下さいますようご案内申し上げます。
 
 
1 日 時   : 平成22年11月18日(木) 午後4時から5時30分まで
2 場 所   : 社団法人電波産業会 会議室(日土地ビル11階)
東京都千代田区霞が関1-4-1 TEL:03-5510-8592
3 題 名   : 「準天頂衛星を用いた新しい測位ビジネスの可能性」
4 講 師   : JAXA宇宙利用ミッション本部衛星利用推進センター 小暮 聡 様
5 対 象   : ARIB正会員及び賛助会員
6 参加者  : 60名程度(定員になり次第締め切らせていただきます。)
7 申込先  : 当会ホームページ(http://www.arib.or.jp/)の「講演会等開催案内」まで
8 参加費  : 無料
9 問合せ先: 企画国際部 電波利用懇話会事務局 佐藤まで
TEL: 03-5510-8592



ARIBの動き


第26回XGPフォーラム総会を開催

 10月20日に、電波産業会において、海外と日本国内を含め51名が参加して、「第26回XGPフォーラム総会」を開催しました。
 総会では、総務省の田原移動通信課長からの祝辞に続いて、役員の再選、2009年度事業報告、新加入メンバーの紹介、2010年度事業計画などの説明と承認が行われました。
 また、TWG(技術仕様の検討及び標準規格化を担当する作業班)及びTWG内のアドホックグループで進められていたsPHS(高速のPHSを小電力で提供するサービス)とXGP-2(XGPの主として高速化を図るサービス)の標準規格が承認されたことが報告されました。
 さらに、“XGP” ロゴを中国とタイに登録商標として申請しておりましたが、両国への登録が完了したことが、報告されました。

 なお、詳細は後日XGPフォーラムのメールマガジン及びWebサイト<http://www.xgpforum.com>に掲載される予定です。本Webサイトでは、XGPに関する様々な情報を掲載していますので、関心のある方は是非アクセスして下さい。

 
第26回XGPフォーラム総会の様子



総務省からのお知らせ

国際電気通信連合(ITU)無線通信規則委員会(RRB)委員選挙
−伊藤泰彦氏(株式会社KDDI研究所会長)が当選−

【平成22年10月12日の総務省報道資料から】


 メキシコ合衆国(グアダラハラ)で開催されている国際電気通信連合(本部・スイス連邦ジュネーブ)の全権委員会議において、現地時間の10月11日(月)9時30分(日本時間11日 23時30分)よりRRB委員選挙が行われました。
 激戦の結果(3議席に7名が立候補)、株式会社KDDI研究所会長の伊藤泰彦氏が120票を獲得し、我が国が所属するアジア・太平洋地域において第1位で当選しました。
 なお、他地域を含む選挙結果は以下のとおりです。(得票順、下線は新たに当選した者。敬称略。)
【アジア・太平洋地域(定数 3)】
 伊藤泰彦(日本)、エバディ(マレーシア)、ガルグ(インド)
【米州地域(定数 2)】
 テラン(アルゼンチン)、ゾラー(米国)
【欧州地域(定数 2)】
 マジェンタ(イタリア)、ジリンスカス(リトアニア)
【東欧地域(定数 2)】
 ストルレッツ(ロシア)、ヌルマトフ(キルギス)
【アフリカ地域(定数 3)】
 カイゲ(ケニア)ベッシ(モロッコ)コフィー(コートジボアール)
 
なお、詳細については、総務省のホームページ
 <http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin06_01000004.html>をご参照ください。
 
 メキシコ合衆国(グアダラハラ)で開催されている国際電気通信連合(本部・スイス連邦ジュネーブ)の全権委員会議におけるほかの選挙結果は次のとおり。
 (ITUホームページ<http://www.itu.int/plenipotentiary/2010/index.html>より。)
【事務局長】
 トウレ(マリ)、(再選)
【事務局長代理】
 ツァオー(中国)、(再選)
【電気通信標準化事務局理事】
 ジョンソン(イギリス)、(再選)
【無線通信事務局理事】
 ランシー(フランス)、(新規)
【電気通信開発事務局理事】
 サノー(ブルキファソ)、(新規)



私とARIB


進歩のスピードと創造
業 務 委 員 会 委 員 長  光 岡 正 秀        
(ソニー株式会社 渉外部 技術政策担当部長)        
 
 
 本年7月より、業務委員会委員長を拝命しております、ソニーの光岡と申します。関係の皆様方のご協力・ご尽力を賜りながら、委員会活動を進めさせて頂いております。

 この業務委員会では、ARIBにて議論検討が進められている、放送や通信に関する各種の委員会の結果などがシェアされ、各社の代表の方々からなる委員会の場にて、確認、共通認識化が行われております。また、総務省から発表される報道資料の概要もシェアされ、通信行政の方針や動きとARIB会員企業との連携推進も計られています。同時に、会員企業同士の相互理解のために、毎回2−3の企業から、その時の新技術や新商品などのトピックス提供を行って頂いており、情報通信分野での最新の動きも理解が進むように工夫がなされています。

 さて、ICT技術の進歩と共に、世の中の変化のスピードの速さはめまぐるしさを覚える程ですが、一方では牛歩のごとく、スピードとは無縁の世界も、まだまだ存在し、ビジネスの世界ではこれは企業生命にかかわる事にもなりかねませんが、自然界などでは時間の流れは止まったかのごとく、ゆったりとした流れを感じる事が間々あります。仕事で忙しい人ほど、こういった世界に趣味を見出す人も多いかと思われますが、私も、自然の土を相手にする陶芸の世界に魅力を感じ、古代からの先人たちの創作の発想に思いを馳せながら、作品を生み出す喜びと悩みを感じる時間を楽しんでいます。しかし、もしかするとこの世界にも、ICTや材料の技術を活用した新たな創造の機会があるのでは、とも思え始め、人間の知恵、創造力には改めてすごさを感じる今日この頃です。

 今後とも皆様にお世話になりますが、引き続き宜しくお願い致します。



編集後記

 暑い夏も終わり、待ちに待った新そばの季節など、まさに食欲の秋となりました。私は飲み食いが大好きですが、決して美食家でも食通でもありません。強いて適当に相応しい言葉を捜すなら「酒飲みの食いしん坊」でしょうか。でもたまに食通みたいなことも言ってみたいと思います。そこでチョットそば通気分になれる話題を1つ披露いたします。
 「せいろそば」「もりそば」「ざるそば」の違いは、そばを盛る器に由来します。江戸時代はそばを皿に盛っていて「皿もり」と呼ばれていた。つまり、そばを皿に盛ることから、「もり」。一方、つなぎが出現する前のそばは茹でると切れやすく、せいろに盛って蒸したものを食べていました。「せいろ」はその名残です。江戸時代後期には、竹ざるに盛ったそばが出現。これが、「ざる」。刻みのりをかけてざるそばと称したのは、明治以降の品書きからです。
 このほかにも「二八そばと十割そば」「蕎麦前」などのそばの話題は結構あります。又の機会にご披露させていただきます。
山田




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