標準規格等一覧

標準規格概要(STD-B33)

1.標準規格の概要

標準規格番号 ARIB STD-B33
標準規格名 テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形マイクロ波帯OFDM方式デジタル無線伝送システム
標準規格概要

本標準規格は、テレビジョン放送番組素材伝送用の可搬形無線伝送機器であるFPUのOFDMデジタル伝送システムについて規定し、この規定に基づくシステムによる番組素材伝送が円滑に実施されることを目的としている。

本デジタル伝送システムを運用する際、その隣接チャンネルにおいて既に実用化されているアナログ方式のFPUが運用されること(アナログとデジタルの混在運用)を前提条件とするものである。

本標準規格は、旧郵政省電気通信技術審議会における、1999年11月29日付諮問第110号「番組中継用デジタル回線の技術的条件」のうち「マイクロ波帯のデジタル方式のFPU/TSLの技術的条件」についての一部答申(2000年 3月27日付け)を受け2000年 8月 9日施行された「無線設備規則の一部を改正する省令(2000年郵政省令第49号)」及び「OFDM方式のデジタルFPUの技術的条件」についての一部答申(2001年 6月25日)を受け、2002年 2月28日に施行された「無線設備規則の一部を改正する省令(2002年総務省令第21号)」に規定された事項を骨格とし それらに加えて運用上で標準的に規定することが望ましいと合意された事項をあわせた内容としている。


2.改定の概要

版数 策定又は改定日 改定の概要
1.4版 2021.04.23

本標準規格が対象としている周波数の内、770MHzから806MHzの800MHz帯は1.2GHz/2.3GHz帯に周波数移行し、さらに800MHz帯のFPUの使用期限が過ぎたため、本標準規格から800MHz帯についての規定を削除した。

1.3版 2018.01.22

1.2版までに存在したTMCCキャリアの変調方式の記述を修正するものである。

TMCC:Transmission and Multiplexing Configuration Control

1.2版 2011.03.28  伝送遅延時間の短縮を図るため、時間インターリーブ及びTMCCに関連する規定を追加。まえがきの表記統一及び表3-4の誤記訂正。
1.1版 2005.11.30  スプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準の改正に伴うスプリアス発射等の定義、許容値、経過措置、測定法の改定等。
1.0版 2002.03.28  策 定

3.一部閲覧(最新版)

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