標準規格概要(STD-B59)
1.標準規格の概要
標準規格番号 | ARIB STD-B59 |
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標準規格名 | 三次元マルチチャンネル音響方式スタジオ規格 |
標準規格概要 | 本標準規格は、5.1 チャンネルステレオ音響を超える三次元マルチチャンネル音響方式における基本パラメータ及びスタジオ内で使用する音響信号等について、規定するものである。 この方式による番組制作及び番組交換が円滑に実施されることを目的としており、超高精細度テレビジョン方式および高度地上デジタルテレビジョン放送方式の音声方式に適用されるものである。 |
2.改定の概要
版数 | 策定又は改定日 | 改定の概要 |
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3.0版 | 2025.03.25 | 本改定では、これまでの22.2ch、7.1ch(ミドル層5.1ch、トップ層2ch)に加え、オブジェクトベース音響方式による番組制作で国際的に使用されている、9.1ch、7.1ch(ミドル層のみ)、11.1chを追加した。また、複数の音響方式を同時に伝送するときのチャンネル割当ての表の削除などを行った。 |
2.0版 | 2016.07.06 | 2016 年1月に次世代放送推進フォーラム(現:放送サービス高度化推進協会)において、高度BSデジタル放送では三次元マルチチャンネル音響方式として7.1chも放送することとされた。本改定はこれを受け、これまでの22.2chに加えて7.1chの記述を追加するものである。 さらに、ITU-Rにおける先進的音響システムのスタジオ規格である勧告ITU-R BS.2051(以下、勧告BS.2051と表記)に記述されたスピーカ配置のうち、上記42方式をARIB STD-B59の本編に、それ以外の全てのスピーカ配置をARIB STD-B59の参考に記載し、ARIB STD-B59を勧告BS.2051と同様の表記法に修正するものである。 |
1.0版 | 2014.03.18 | 策定 |