ARIBについて

電波の利用に関する調査研究・研究開発・標準規格策定

 1.電波の利用に関する調査研究及び研究開発

   電波の利用に関する調査研究

電波の利用に関する需要・技術動向、電波産業の動向等の調査及び今後の新しい電波の利用に関する調査研究を行っています。また、これらの調査研究のほかに関係機関等から受託した調査研究や諸外国における電波の利用に関する調査も行っています。


   電波の利用に関する研究開発

通信・放送など社会経済の発展を支える新しい電波利用システムの実用化を図るため、電波利用システムに関する研究開発を行っています。


   次世代無線通信等に関する研究開発

高度無線通信研究委員会において、国内外の関係機関と連携を図りつつ、IMT システム(IMT-2000 及びIMTAdvanced)の高度化及びその後継システムの調査研究やブロードバンドワイヤレスアクセス等の研究開発を行うとともに、国際電気通信連合(ITU) 等における国際標準化活動に貢献しています。


 2.電波利用システムに関する標準規格の策定

電波利用システム毎に無線設備の標準的な仕様等の基本的な要件を「標準規格」として策定しています。


標準規格は、周波数の有効利用及び他の利用者との混信の回避を図る目的から定められる国の技術基準と、併せて無線設備や放送設備の適正品質、互換性の確保等、無線機器製造者、利用者等の利便を図る目的から策定される民間の任意基準を取りまとめて策定される民間の規格です。


標準規格は、策定段階における公正性及び透明性を確保するため、無線機器製造者、利用者等の利害関係者の参加を得た当会の規格会議の議決を経て策定されます。規格会議には、内外無差別に広くこれらの利害関係者が参画することができます。



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